2020.10.03
10月1日から、異なるワクチンを接種する際の間隔の制限が大幅に緩和されました。
ワクチンは以下の3つに分類出来ます。
①注射生ワクチン:麻しん風しん(MR)、水痘、BCG、おたふく風邪 など
②経口生ワクチン:ロタウイルス
③不活化ワクチン:ヒブワクチン、肺炎球菌、B型肝炎、ポリオ、日本脳炎、四種混合、三種混合、
HPV、インフルエンザ、A型肝炎、髄膜炎菌 など
①を接種したあとに①を接種する場合は従来通り27日以上空ける必要があります。
上記以外については、間隔をあける規定がなくなりました。
(具体例)
①→②、①→③、②→①、②→③、③→①、③→②、③→③
ただし同じワクチンを複数回接種する場合はワクチンごとで決められている間隔を守る必要があります。
(例えば)4種混合ワクチン
<Ⅰ期初回 1回目> 20日以上 →
<Ⅰ期初回 2回目> 20日以上 →
<Ⅰ期初回 3回目> 6か月以上 → <Ⅰ期追加>
一度に2種類以上のワクチンを接種する「同時接種」も可能です。
ワクチンで防げる病気は、積極的に予防しましょう。