2021.03.14
感染予防対策で、ご家庭でもアルコール消毒を行っていると思います。
アルコール消毒液は引火しやすいため、モノの消毒にも使用している場合は取り扱いに注意が必要です。
・電気のスイッチカバーに吹き付けるとカバーの中にも液が入りこみ、点灯した際に引火することも
・アルコールから発生する蒸気は空気より重く低いところに滞留しやすいため、コンロ付近で使用した
あとに火を点けると引火する可能性があります
店舗・公共の場所にあるアルコール消毒液が幼児の目に入る事故も増えています。
ペダル式や手を出すと自動で消毒液が出るスタンドは、噴き出し口の高さが4歳前後のお子さんの身長と
同じ(約1メートル)のものが多いため、お子さんだけで使わせないようにしましょう。
アルコール消毒液は粘膜への刺激が強く、目に入った場合は直ちに水道水で充分に洗い流す必要があります。
症状が重ければ眼科を受診してください。
最近は消毒薬に頼りすぎている傾向があり、重要点は「こまめに流水で手を洗う」ことです。
大人も子どもも原点に立ち返り、「手洗い」の習慣づけ、励行を見直しましょう。