2023.02.12
今年もいよいよスギ花粉症の時期になります。大阪の今年の飛散量は昨年より非常に多いと予想されています。症状を軽くするために大切なことは、治療はもちろんですが、花粉が体に入ってこないようにする工夫です。
花粉症の対策法で注意すべきポイントを挙げていきます。
洗濯物を干す時間帯 スギは朝6時頃に開花して花粉を放出し、市街地では昼ごろに一旦ピークとなります。また、夕方になると落ちていた花粉が空気の対流により舞い上がるため、再び花粉量が多くなってしまいます。外に干す場合は夜間や午前の早い時間帯だけにしましょう。
花粉が付きにくい上着 ポリエステルなどの化学繊維は生地の目が細かく花粉が残りにくいので、少し払うだけで簡単に落ちます。しかし、静電気が発生していると綿やウールより花粉が付着しやすくなってしまいます。静電気防止スプレーなどで静電気対策を行えばポリエステルは最適の素材です。
窓を開けるときの空気清浄機の置き場所 窓から入った花粉は窓の正面の壁にぶつかり、その後壁に沿って部屋の隅に滞留していきます。空気清浄機を対面の壁に置くことで効率的に花粉を捕捉することができます。
その他のポイント
・花粉は水分を含むことで膨張し重くなるので、加湿器を使用して花粉を重くすることで落ちやすくなるとともに舞い上がりにくくなります。
・掃除機は排気口の風で花粉が舞い上がってしまうので、水拭きで掃除が安心です。
・目はメガネで、鼻はマスクの使用やワセリン塗布(指ではなく綿棒使用を)でカバー。
積極的に花粉症対策に取り組み、つらいシーズンを乗りきりましょう。