2023.08.22
ハチの活動が活発な時期です。
猛暑の年には、住宅地や郊外でもハチ被害が急増すると言われています。
刺されたときは次のように対処しましょう!
①その場(巣の近く)からそっと離れる
・ハチの毒液には仲間を呼びよせる働きがあります。
・ハチは素早く動くものに反応するので、頭を低くして静かに行動しましょう。
②刺された傷口周囲を圧迫しながら流水でよく洗い流す
・毒液をしぼり出すようにしましょう。
・針が残っている時は毒液の入った袋を圧迫しないように針の部分を持って取り除きます。
毛抜きやピンセットのようなものが あればやりやすいですが、硬いカード状のもので横に払うように
取り除いても構いません。
・口で毒を吸い出すのは、口内に傷があると傷口から毒を吸収してしまう可能性があり危険です。
③患部に虫刺され薬(抗ヒスタミン軟膏)を塗る
④濡れたタオル等で冷やし安静にする
症状が刺された部位の痛み、赤み、腫れだけなら様子を見ても大丈夫でしょう。
以下の場合は救急受診を検討してくだい。
①刺された部位以外にも皮膚症状がある
②複数箇所刺された
③目を刺された
④皮膚以外の症状がでてきた
一度ハチに刺されたら次に刺された場合にアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。
何度も刺されたことがあるお子さんやアレルギー反応がご心配なときは、血液検査でハチに対する抗体を調べることも可能ですのでご相談ください。
☆今話題の「オニヤンマくん」は飛ぶ昆虫の生態系の頂点と言われており、ハチはオニヤンマを恐れて近寄ってこなくなるそうです。自宅に出来ていたハチの巣を駆除したあとに「オニヤンマくん」を吊っていますが、今のところ効果は絶大、戻りバチはありません。